top of page
IMG_20220225_090317_1.jpg

福祉用具の説明

床ずれを防止する為の用具には幾つかの種類が有ります

車いすに座る、ベッド等で寝る際に長時間にわたり同じ姿勢を続けていると、皮膚の同じ特定部分が圧迫され、血の巡りが悪くなることで床ずれが起きます。
また、不衛生な状態による場合や、湿潤が原因での床ずれ、摩擦が原因で起こる場合も考えられます。
これらを予防する目的の福祉用具は下記の様に幾つかに分けられます。
マットレス
マットレスイラスト
自分で寝返りが出来る方に適したもので、バリエーションも複数用意されており、快適な睡眠を確保する意味でも利用の状況等に合わせた物を選べます
エアーマットレス
エアーマットレスイラスト
自分で寝返りが出来ない場合、一定部位だけが圧迫されてしまう事を防ぐために、定期的に圧迫される部位を変化させる必要が有り、マット内の空気圧が自動で切り替わり、自動的に体位変換させる事が可能になります。
床ずれ防止用具の種類
上記のマットレスに加え、他にも体位を変える目的としての体位変換器が有ります。

​これはクッションタイプのものや、スライディングシートタイプが有ります。

クッションタイプのものであれば、
スライディングシートタイプのものはベッドで寝ている方の移乗などの移動を楽に行える様に、ひいては介助者の身体的な負担を軽減する意味でも有益なものになります。

​車いすには車いす用のクッションが種類も豊富に用意されております。
クッションタイプイラスト
クッションタイプ
スライドシートタイプイラスト
スライドシートタイプ
床ずれが発生する要因
機能性によって以下の様に幾つかのタイプに分類されます
長時間の圧迫
長時間にわたる同一姿勢によって、布団や補装具などの外からの圧迫を受ける事で、血の流れが悪くなり、皮膚や皮下組織が死んでしまうパターン
不潔、湿潤から
下着やおむつ、尿取りパットなどの皮膚の蒸れ、発汗や排尿・排便時の皮膚の汚れなどにより、不衛生な状態が続くと床ずれが発生しやすくなります
摩擦、ずれから
シーツ、寝衣のしわや、移動時の摩擦、ベッドの背上げ時や座位時のずり落ちなどのズレが影響し、床ずれを起こす可能性が有ります
床ずれの予防、対策について
褥瘡イラスト
床ずれの最も基本的な対策として、体圧分散を行う事で体圧分散寝具を利用する事が望ましいと考えられます。
身体の同じ部分に長時間の圧力がかからない様に(常に一定の姿勢にならない様に)定期的に身体の向きや姿勢(体位)の変換を行いましょう
自動的に体位変換を行う事が可能な、エアマットレスやクッション等を活用し、体圧を分散させる様に心がけましょう
床ずれ(褥瘡)を予防するために留意する3つのポイント
尿や便などの排泄物や汗により、皮膚が常に湿っていると摩擦が大きくなり皮膚にズレが生じやすくなります。また皮膚を保護する作用が低下するため、常に丁寧に拭き取り清潔にします。
衣類や下着が濡れたまま長時間あてることのないようにしましょう。寝具や衣類も清潔で乾燥したものを使用します。
衣服は肌触りの良い、通気性や吸湿性に優れた素材のものを選ぶ事が好ましいです。
入浴介助イラスト
介護イラスト
身体を移動するときは、皮膚の摩擦を防ぐため、引きずらずに持ち上げるなどの注意をします。
ベッド上で身体を移動する際は、滑りやすい「スライディングシート」や「スライディンググローブ」等を活用するのもよいでしょう。
また、シーツ、寝衣などのシワや縫い目に留意しましょう。シワは皮膚にズレを生む原因になります。
各機能を備えた各種の床ずれ防止用具をご用意しております。
詳しくは弊社福祉用具専門相談員までお問い合わせ願います
bottom of page